お祝いの花が枯れたらもう一度試してほしい方法

「可愛い」の基本スタイルは明るく朗らかな雰囲気づくりです。小さい花柄や彩り豊かなプリント柄、プリーツやフリルをあしらったデザインなど、どこかに||’さと可憐さが感じられるコーディネートです。ブーケは緑青と反対色になる橙、黄などの多色配色。リボンもリズミカルな水」ミ模様です。
「優しい」の基本スタイルは、女性的で上品。ファッションも洗練された色のジャケットやワンピース。透け感のある素材やレース使いのトップスとマーメードラインのスカートなどの装い。ブーケはピンクやラベンダー系。リボンは曲線や流水模様でフェミニンさを強調します。
冷たい白と青だけのコーディネートは、「涼風至」の基本スタイル。涼感そのものです。上質なビジネススーツ、反対にジーンズとTシャツのラフなファッション。そのいずれとも賢和感なく調和するのは、色を絞り込んだブーケとリボン。キーワードは「シンプル」です。
私たちの身のまわりには、さまざまな「動き」が存在します。人や動物の歩行、スポーツ、ダンスや演劇、音楽、風や雨、嵐などの自然現象、宇宙、機械や器具などの工業技術、経済、流通、心の動きetc。 動きは、見えるものと見えないものがあり、また感じ取り、聞くことのできるものです。動きは展開し、痕跡を残します。動きは変化を引き起こします。動きなくして地上での生命活動は不可能です。 今月は「植物が持つ動き」に注目してみましょう。私たちフロリストの造形材料である植物も、さまざまな動きの特徴を持っています。その動きから受けるイメージも異なります。 デルフィニウムやグラジオラスは「上に向かって伸びる」動きを持ち、そこから受けるイメージはアクティブで生き生きとしたものです。 バラやカーネーションの動きの特徴は「上に伸びてから止まる」で、落ち着きがあり目に留まるイメージ。ユリやアマリリスは「上に伸び
てから展開する」動きを持ち、放射状に大きな空問を要します。 ラン類やススキの葉などは「曲線を描く」動きを持ち、エレガント、しなやか、女性的なイメージがあります。 多くのグラス類やニューサイランなどは「あらゆる方向に広がる」動きを持つ材料。躍動的で成長するイメージが感じられます。 蔓性の植物が持つ「たわむれるような」動きは、踊るような、自由で軽い印象です。アジサイの花やエケベリア、コケや石などは「動きのない・止まった」様子が動きの特徴であり、受動的で重い印象。 ウメの枝やリンゴの古木などは「ジグザグで角のある」動きで、こわばった重いイメージ。アイビーやアスパラガス・プルモーサズナナス・などが持つ「下に落ちる」動きには、流れる印象があります。 このように変化に富んだ植物の動きを捉えて、求めるイメージに合った材料を選択することが作品作りでは必要です。
植物の動きは、作品に生命力をもたらし、テーマにも大きな影響を及ぼします。 多種類の花を取り合わせて構成した場合、その材料の中の支配的な動き・最も日立つ動きが、作品全体の雰囲気を左右します。上に伸びる動きやラインを生かした作品は、それぞれの動きの流れが必要とする空間があってこそ成立します。 また、ジグザグで角のある動きのように重い印象のものもあれば、曲線を描く動きのように軽いイメージのものあります。使用した材料の動きが活動的であればあるほど、植物の成長の様子が強く表現されます。 植物が本来持っている表現性に注目し、その特性にふさわしい扱いをすることで、造形衣現の幅は広がります。移転祝いの花として胡蝶蘭を贈るときの相場とマナー、熨斗(のし)